フロントプロテクションフィルムとセラミックコーティング!BMWアルピナ B3の施工車事例 / 神奈川県横浜市金沢区N様より
今回はBMWのアルピナB3のフロントプロテクションフィルムとセラミックコーティングの施工車事例になります。
希少種ですねー!
BMWのアルピナ、実は世界での年間の生産台数は約1700台前後。その中から各国に出回っていくのですが、アルピナはなんと1台1台職人の手によりパーツのセッティングが行われています。
それが理由でとても希少価値のあるお車になっているのですが、アルピナ特有のデコライン(ステッカー)や限定のホイールなど非常に高い技術と信頼のパーツでのみ組み上げられた最高傑作とも言える一台。
オーナーのN様もご納車まで一年以上待っていたとのこと。
その数少ない車種を当店でコーティングやプロテクションフィルムなどを手掛けられて非常に光栄です。
・窓ガラス撥水加工全面とサンルーフ
・ウィンドウフィルム各種
・未塗装樹脂部専用コーティング
先ずはなんにせよ足回りからスタートです。アルピナのホイールは特殊形状となっており最初はホイールを外すのに苦戦いたしました。苦笑
さすがアルピナ!と言える所以の一つですが、上記写真の様にホイールのロックナットが隠れてるんですね~
外側からだと一切発見できず、調べたところ車のキーでセンターキャップを外す仕組みでした。
ホイール脱着後、洗浄と鉄粉除去を行いましたら、ホイール専用コーティングを両面に施工していきます。
特に輸入車はブレーキダストの出る量が国産に比べ圧倒的に多いので、新車時に早めに両面を保護するのは非常に効果的です。
また、中古車などのご購入時にもホイールの汚れを一旦リセットする意味でも両面コーティングを施すのは非常に効果的です。
ブロワを使用し、ホイールを完全乾燥させます。水滴が残っているとコーティングの被膜に影響が出てしまうため、入念に拭き上げと乾燥を行います。
ホイールの表面、そして裏面と専用コーティングを施工していきます。スポークの裏までキッチリとコーティングで保護できるのがホイール脱着両面コーティングの最大のメリットでございます。
同時にホイールハウス・キャリパーも洗浄を行い専用のコーティングを施工していきます。
こちらはホイール脱着両面コーティングをご依頼いただいた際の無料施工サービスになりますが、ホイールハウスの未塗装樹脂部はブレーキの熱に耐えれず白化(劣化)して来ることが殆どですので、それらを抑制するにも非常に効果的です。
また耐熱キャリパーコーティングも施工したお客様より好評をいただいており、日々の洗車が楽になります。
BMW アルピナ専用のホイールセンターキャップも取り外し洗浄を行いコーティングを施工していきます。さすが希少価値のあるアルピナ。ホイールキャップの形にも特別感があります。
キャリパーやホイールの裏面に傷をつけないようホイールナットガイドを使用し安全に装着。
その後規定トルクにてホイールを増し締めしていきます。
最後に先ほどお話しいたしましたセンターキャップをはめ、車のキーでロックをして終了です。
ホイールのコーティングが完了しましたら、ボディの洗車や細部洗浄などを行いますのでホイールを濡らさないようカバーをして保護いたします。
徹底された下地処理と洗浄を行います。海外から国内に持ち運ばれる間に様々な過酷な状況下で保管されていますため、それなりに汚れが蓄積されておりました。
洗車を行い先で使用したケミカルや余分な油分、汚れを落として行きます。
同時に鉄粉除去を行い塗装面をなるべくすっぴん状態にしていきます。
洗車時の水滴を拭き上げ、ブロワーを使用し乾燥まで行いましたら研磨作業に備えて磨かない部分や磨いてしまってはダメな部分をフルマスキングにて保護していきます。
既に塗装面には数々のイオンデポジットや細かい傷が付着しておりました。
こちらはソリッドブラック(ピアノブラック)のモールになります。アルマイトメッキモールに比べて傷が付きやすい素材になので、こちらにも傷を確認。
アルマイトモールは傷は入りにくいですが日本の環境だとすぐに白錆が出てしまいます。
一長一短です。
フルマスキングの保護まで完了いたしましたら、ポリッシングを行っていきます。新車ですが先程もお話したように国内までに運ばれてくる間に沢山の状況下に置かれている塗装面はそれなりに荒れておりました。
かと言って無闇矢鱈に塗装を薄くするのは我々プロショップとしては有りえないことです。
細密に計算されたコンパウンドやバフ、ポリッシャーを事細かく選定して選んでいきます。
一つのメーカーに限らず、メーカーそれぞれ向いてる部分と向いてない部分やマッチングの良い車種やカラーがわかれております。
沢山のマッチングから選定を行い施工を行う車種やカラーや状態に合わせてベストな方法でポリッシングを行います。
バフやポリッシャー、コンパウンドを変えて目には見えないレベルまで傷を落とし込んで行きます。
顕微鏡レベルでも発見が厳しくなるレベルまで丁寧にポリッシングすることで塗装面は平滑になり艶や輝度感が最高潮に達します。
<Before>
<After>
細かい部分まで丁寧に磨き上げることでシャキッとした仕上がりになります。
<Before>
<After>
既に付着してしまっていたウォータースポットも除去を行い塗装本来の仕上がりに。
研磨の際に出てくるコンパウンドの粉を流す目的で再び洗車を行います。
全体についてるホコリも同時に洗浄を行ってご依頼をいただいているプロテクションフィルムを施工していきます。
BMW アルピナB3へプロテクションフィルムを施工していきます。
ご依頼いただいた箇所は様々有りましたが主な箇所はこちら。
・フロントバンパーPPF
・サイドスカート(ロッカーパネル)PPF
・リアバンパーPPF
・BピラーPPF
・ヘッドライトPPF
車種専用のプレカットデータシステムで車の形通り正確にカットされているプロテクションフィルムを使用し丁寧に貼っていきます。
スキージを使用しフィルムと塗装面を圧着。
今回ご用命いただきましたプロテクションフィルムは「Xpel」。
プロテクションフィルムと言えばXpelが有名ですが最近は様々なメーカーも出てまいりました。
当店では主にXpel、3M、Diamond Swellを使用しておりますのでお客様のご予算にあったプロテクションフィルムの提示が可能です。
追加でプロテクションフィルムの専用コーティング「Fusion+」もご依頼いただきました。
そちらをフィルム施工箇所に施工していきます。
こちらはXpelが出しているPPF専用のセラミックコーティングです。通常撥水効果の薄いプロテクションフィルムにセラミックの被膜を形成し撥水効果を長期間持続します。
プロテクションフィルムのインストールとPPF専用セラミックコーティングが完了いたしましたらいよいよボディ全体に2層セラミックコーティング”SIX CERAMIC”を施工していきます。
今回ご依頼いただいたカーコーティングはセラミックコーティングです。
当店でご用意のある2種類のセラミックコーティングのうちバランス型のセラミックコーティングとなっております。
セラミックコーティングなどの2層コーティングの場合ベースコートとトップコートが別れていることが多いですが、当店のSIXセラミックコーティングは一層目も二層目も同じ液剤を塗布します。
本当の意味での2層セラミックコーティングを体感できるバランス型のコーティングです。
こちらも追加でご用命いただいておりました窓ガラス撥水加工。
ハイブリッドのナノ被膜で市販品とは比べ物にならない耐久性を実現いたしました。
窓ガラスの撥水の溶剤では珍しい2液硬化型の撥水被膜となっています。施工性はプロレベルを要し拭き取りが中々難しくなっていますが、やはり性能は別格です。
以上を持ちまして、BMW アルピナB3のプロテクションフィルム施工と2層セラミックコーティングの施工が完了いたしました。
その他沢山ご用命いただいたサイドメニューも滞りなく仕上げさせていただいております。
希少価値の高いBMW アルピナB3。飛び石や物理的な傷から半永久的に保護を行うにはプロテクションフィルムのインストールが間違いないと思います。
その他飛び石を受ける可能性の低い部分は2層セラミックコーティングで保護を行い窓ガラスからホイールまで全体を当店のコーティングによる保護を行いました。
ご予約からお預かりまで長い期間を頂きましたが、この度はフルフルオプションで当店にカーコーティング、そしてセラミックコーティングのご用命を頂きまして誠にありがとうございました。
今後ともお車をお大事になさってくださいませ。
重ねてこの度は横浜のカーコーティング専門店ミスターポリッシュへご入庫していただき誠にありがとうございました!
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