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車の塗装に付着した花粉のシミを取り除く方法と対策をご紹介!|横浜の車のコーティング専門店ミスターポリッシュ

車の塗装に付着した花粉のシミを取り除く方法と対策をご紹介!|横浜の車のコーティング専門店ミスターポリッシュ

いよいよ花粉が飛び交う季節になってまいりました。花粉の時期になりますと、洗車をした直後から花粉の粉末が塗装面に付着したり、洗車じゃ取れない花粉シミが付いている事も少なく有りません。それら花粉シミは、洗車をしても取れなくなってしまう事が多くあります。

花粉シミは頑固なため、洗車くらいでは取り除く事が難しいのです。ですが、花粉シミが付着したからと言って慌てる事はありません。今回の記事では、花粉シミを簡単に取り除く方法とその対策について、横浜の車のコーティング専門店であるミスターポリッシュが徹底解説していきます。

ご愛車を長くキレイに保つための参考にしていただけると幸いです。



【目次】








車に付着する花粉のシミとは何なのか。】


車に付着する花粉のシミとは何なのか。

車に付着してしまう花粉シミとは、車の塗装面に水滴と反応し、その跡が水シミとなって固着してしまい洗車では取ることの出来ないシミとなってしまう事を指します。洗剤やコンパウンドなどの研磨剤を使用しても取り除く事が難しい上に塗装内部に侵食してしまい、それらはケミカル剤を使用しても取り除けません。上記画像のボンネット上部にあるプツプツしたものが花粉シミとなります。






 車に花粉シミが付着してしまう原因とは。】


・花粉と水分が混ざる事で花粉シミを発生させ付着してしまう。

車に花粉シミが付着してしまう原因とは。

花粉のシミが、塗装面に付着してしまう原因は、塗装面に花粉の粒子が付着している状態で雨水や水道水などの成分が更に付着してしまうことで、花粉の成分が塗装面に侵食してしまいます。花粉が雨水などの水分に触れてしまうことにより、花粉の粒子が破壊されペクチンと言うタンパク質が塗装面の中に浸透することでシミを発生させてしまうのです。花粉の粒子が塗装面に付着している間は塗装面に悪影響を及ぼす事はありませんが、水分が付着することで塗装面に花粉が侵食してしまうのです。


・花粉や花粉シミが最も付着してしまう時期。

花粉や花粉シミが最も付着してしまう時期。

花粉の粒子や花粉のシミが最も付着しやすいと言われる時期は、2~4月です。この時期に花粉が付着し花粉シミとなってしまうケースが物凄く多いので、この時期の洗車やメンテナンス等は注意して行う様にしましょう。

花粉シミは洗車では取り切る事が出来ないのですが、花粉シミを取り除く方法もありますので、次の章にて詳しく解説していきます。





 花粉シミを取り除く方法とは。】

花粉のシミに含まれるペクチンは、通常70℃以上で分解されます。その為塗装面の温度を70℃以上に温めることで花粉シミを分解し、取り除く事ができるというわけです。ここではその方法を詳しくご紹介していきます。



①、真夏の炎天下に車体を温める。


真夏の炎天下に車体を温める。

まず、1つ目の方法としては、夏場の熱い日などに外で車を放置して塗装表面の温度を上げると言う方法です。夏場、太陽光が当たると塗装表面の温度は40℃~90℃前後まで上がり塗装表面に付着したペクチンを分解してくれると言った方法があります。ですが、冬場など寒い時期には出来ない方法なので次に他の方法をご紹介致します。





②、お湯を掛けて塗装面を間接的に温める方法。


お湯を掛けて塗装面を間接的に温める方法

2つ目の方法は、お湯を掛けて塗装面を温める方法です。電子ケトルやヤカンなどで沸騰させたお湯(70℃~90℃)をかけることで花粉シミとなるペクチンが分解されて花粉シミを除去する事が可能となります。一気にお湯をかけるのではなく、少しずつまたはウエスやマイクロファイバーなどに浸してから使用しましょう。分解までに少々時間が掛かりますので、継続的に高温の状態を保つ事が大切です。




③、ヒートガンやドライヤーで塗装面を強制的に温める方法。


ヒートガンやドライヤーで塗装面を強制的に温める方法。

ヒートガンやドライヤーで強制的に塗装面を温めると言う方法はかなり有効です。ヒートガンやドライヤーで塗装面の温度を80℃ほどに温めて時間を掛けながら取り除いて行きます。プラスチックパーツや、樹脂パーツなどが溶けないよう注意を行いながら作業をしてください。また、塗装面に過度に熱を掛けてしまうと塗装面が湧いてしまう可能性もございますので、注意しましょう。






 花粉シミを取り除く際にやってはダメな事。】


花粉シミを取り除く際にやってはダメな事。

花粉のシミを取り除くに当たっては、やってはいけないこともあります。それは、コンパウンドで磨いてしまうと言う方法です。なぜなら、先程もお伝えした通り、花粉のシミは塗装面が高温にならないと取り除く事ができません。温度で花粉のシミを分解する前に磨いてしまうという作用が入るとまた花粉シミが復活してきたりしてしまうため、磨いて落とそうと言う考えは辞めましょう。

もちろん、研磨熱で除去していくという方法もありますが、無駄に塗装面を削ったり痛めてしまう事にもなりますので、研磨作業での花粉シミ取りは行わないようにしましょう。





 塗装面に花粉シミを付着させない為の予防策とは。】

花粉シミを車の塗装面に付着させない為の予防策もございます。この章で解説をしていきます。



①、ボディカバーやカーカバーを掛け、車の塗装面を守る。


ボディカバーやカーカバーを掛け、車の塗装面を守る。

まず1つ目の対策法として、ボディカバーやカーカバーを使用して塗装面を守る事です。花粉の粒子や水滴が付着しないようにカーカバーを掛けるという事が非常に効果的です。青空駐車の場合にも有効的ですが、もちろんカーカバーにもデメリットがございます。







・ボディカバーやカーカバーのデメリット。

ボディカバーやカーカバーで車体を覆うことで、車に対する外的要因から守る事が可能ですが、強風の時はカーカバーが揺れることにより擦れて塗装面に擦り傷(微細な小キズ)が付着してしまい、塗装面の光沢が低下してしまうことがあります。これらのキズは、花粉シミに比べると全然厄介では有りませんが、研磨をしないと除去できないモノですので、予めデメリットを確認し購入を検討しましょう。



②、花粉の時期は特に雨に濡れた場合、その日に洗車をする。


花粉の時期は特に雨に濡れた場合、その日に洗車をする。

最も簡単で且つ安全な予防策としては、花粉の時期に雨に打たれた場合、すぐに洗車を行うということです。塗装面の水分を拭き取るだけでもかなり変わりますが、花粉のシミが水分と触れ、ペクチンと言われるタンパク質が塗装面に侵食する前に洗車をすることで花粉シミを防止することが可能です。








③、耐薬品性・耐スリ傷性能の高いコーティング剤を施工する。

3つ目の予防策として、耐薬品性脳の高いコーティングや耐擦り傷性能の高いコーティング(セラミックコーティング等)を施工する事も効果的です。花粉の成分はタンパク質とアルカリ物質のため、耐薬品性能が高いコーティング剤を施工することでコーティング膜が痛むことなく花粉のアルカリ物質を塗装面に侵食させない働きが生まれるので、大変高い予防策となります。様々な観点から自分に合ったカーコーティング剤を選び施工するようにしましょう。






 まとめ】

今回は、そろそろ花粉の時期と言う事もあり、愛車を花粉シミから守る為の解説として、この記事を書かせていただきました。

花粉シミは花粉の粒子と水分が反応し、ペクチンと言われるタンパク質であるアルカリ物質を発生させることで、通常のコーティング剤を突き破り塗装面に花粉シミが侵食してしまうことから花粉シミが発生してしまいます。この花粉シミを取り除く方法は、熱で塗装面を温めて取り除く方法しか有りません。

花粉のシミが付着する前に耐薬品性に優れて尚且つ耐スリ傷性能の高いコーティング剤を施工することで未然に花粉シミの予防をすることが可能です。





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