経年車 レクサスISのガラスコーティング施工車事例 / 神奈川県横浜市港南区M様より | 神奈川県横浜市のカーコーティング専門店ミスターポリッシュ
今回は経年車LEXUS ISのカーコーティング施工車事例となります。もう長くお乗りになられているLEXUS ISですが、オーナーのM様は大変大事にしており、既に20万キロを突破しているとの事。
またヘッドライトを純正の中期から後期仕様に変更している点やフロントリップのカーボンリップなど様々な部分にも拘りがあります。
忙しく中々LEXUS ISに乗る機会も減り、洗車する頻度も少なくなってしまい言わばリメイクとの事で横浜のカーコーティング専門店である当店へご依頼をいただきました。
また、今回のISとのお乗り換え予定でGRヤリスをご予約しており、ご納車待ちとの事でその間最後にキレイな状態で乗っておきたいというお言葉も頂きましたので「是非お任せ下さい」と言う経緯でお預かりを致しました。
ご入庫、大変ありがとうございます!
・未塗装樹脂部専用コーティング
【お預かり期間6泊7日】
先ず最初は、サイドメニューよりご依頼頂きましたヘッドライトリペアの作業からスタートしていきます。今回はヘッドライトリペア + スチーマー仕上げ + 専用プロテクションフィルムのヘッドライトW施工。
太陽光による紫外線などが原因で起こるヘッドライトのハードコートの劣化により上記写真の様に黄変(黄ばみ)が起こってしまいます。
ここまで劣化が進んでしまいますと、光量が足りず車検に通らなくなるのはもちろんのこと、走行中非常に危険です。早めの対策が必要となってきます。
ヘッドライト研磨を行うに当たり、車のボディーにペーパーが当たらないようにしっかりとマスキング(養生)を行います。
知らない間にボディーに当たってしまうとかなり深いキズが入ってしまい下手したら塗装面を削り落としてしまい下地まで出てしまいます。
そういった事故を防ぐ為、ヘッドライトリペアには専用のマスキング保護方法があります。
耐水ペーパー600番からスタートし、除々に番手を上げていき磨き目を細かくしていきます。600番の研磨でヘッドライトの古くなったハードコートの除去と加えて古くなってしまったポリカーボネートも整えて行きます。
今回はヘッドライトスチーマーを施工しますが、ヘッドライトスチーマーの化学反応をしっかり反応させるには、古くなったハードコートをしっかりと落とし切る事が大切です。
取り切れていないとスチーマーが反応せず、やり直しになるため入念に確認を行いながらヘッドライトを磨いて行きます。
最終番手までヘッドライトを磨き上げた状態の写真です。ヘッドライトの黄変(黄ばみ)は完全に除去ができております。白くボヤケてしまっている部分を、ヘッドライトスチーマーにて表面をならしていきます。
ヘッドライトスチーマーの施工が完了致しました。この時点で完全に見違えてヘッドライトがキレイになっていますが、このままだと耐久性・耐用性が不十分の為、ヘッドリアと専用プロテクションフィルムをインストールしていきます。
ヘッドライト専用プロテクションフィルムをインストール中。
ヘッドライトリペアでは、ハードコートを完全に剥離してしまうため、ハードコートの代用に今現在一番近いのはプロテクションフィルムだと当店は考えております。
メーカーから出ているテスト結果にはなりますが、約3年耐久性が持続し、劣化した際はプロテクションフィルムを貼り替えるだけでOKというとても画期的なヘッドライト保護方法です。
キレイになったヘッドライトは、新品の様な透明感を取り戻しております。これで夜間の視認性も抜群に上がりますし、ヘッドライトの黄変によるくたびれ感もなくなりました。
ここから、ボディーコーティングの作業へと入ります。
<ヘッドライトリペア専用ページは下記画像をクリック>
長期間、汚れが蓄積しそれらが固着しておりますため様々なケミカルを使用しその汚れの特性に合った溶剤で汚れを溶かしていきます。
パネルとパネルのつなぎ目やドアの内側など、普段の洗車では触らない部分もコーティングを施工する前にキレイにしていきます。
細部洗浄の一例にはなってしまいますが、隙間やドアの内側等々がキレイになるだけで既に見違えてキレイに見えます。研磨をする際、砂や泥などの汚れが振動で落ちてきて一緒に磨いてしまうことを防ぐ為、細部洗浄は徹底的に行います。
続いて、鉄粉除去を行っていきます。パール色なので、見た段階でとても多くの鉄粉が付着しているのがわかりました。そのため今回は鉄粉を溶かし、浮かせる専用の溶剤で鉄粉除去を行っていきます。
鉄粉除去剤を使用したことで紫色に変色が起こり、鉄粉がどこに残っているかが目視しやすくなり見落としを防ぐ事が出来ます。
この状態でトラップ粘土を使用し、一つ一つ丁寧に取り除いて行きます。
その後、ブロワーにて完全乾燥をさせた後に研磨作業に入るためフルマスキングで保護していきます。
LEXUS ISへ研磨作業を開始します。
今回は、長期間の間で塗装面にどんどん付着したであろうウォータースポットはもちろんの事、かなり深いキズが有りました為、回数を増やして除々にキズを消して行きます。
特にボンネットフード、ルーフ、トランクフードの3個所はとても深い傷が付着しておりシングルアクションポリッシャーにて初期研磨を行っていきます。
シングルアクションポリッシャーはとても効率よく研磨を行う事が出来ますが、その分高い技術を有する作業になります。
ドアノブの内側にも多数の爪の引っかき傷が合ったため、専用のミニポリッシャーにて精密研磨を行っていきます。
トランクステップやナンバー周りの細かい部分なども様々なポリッシャーを駆使して仕上げて行きます。
ボディーの研磨作業が終わりましたので、窓ガラスの研磨作業に移ります。
上記動画のように窓ガラスにもかなりの鱗(ウロコ)が固着しているため、時間を掛けてウロコ除去をする必要がございます。
窓ガラス専用研磨剤にて、窓ガラスの鱗(ウロコ)・油膜を除去していきます。
窓ガラス専用研磨剤には酸化セリウムが含まれている特殊研磨剤で研磨をすることで、窓ガラスに対する負担を極力軽減し、物理的にも科学的にも窓ガラスを磨いていきます。
ひどくこびり付いていた窓ガラスの鱗(ウロコ)を除去することでクリアな視界が復活します。
ご依頼頂いた全ての下地処理の作業が完了致しました為、純水洗車・脱脂を行い塗装面に油分が無い状態でブロワーを使用し完全乾燥。
各種コーティングやガラスコーティングを施工していきます。
窓ガラスに撥水加工を施工していきます。セダンの車はリアガラスがトランクの内側に入っている形状が多いため、トランクを開けて全て施工致します。
また、サイドバイザー付きのお車の場合は窓ガラスを下げて際まで施工をしております。
最後に、ボディーへガラスコーティングの施工を行って行きます。
今回ご依頼頂いた「HYBRID CURED」ガラスコーティングですが、今現在は上位互換の「DELUXE HYBRID」ガラスコーティングがラインナップにありますが、出る以前までは当店の中で一番人気のコーティング剤として位置しておりました。
確かに上位互換が出てしまっている以上、そのDELUXE HYBRIDの性能には劣ってしまいますが、それを加味してもHYBRID CUREDコーティングは今現在でも高い性能を持っています。
程よい柔軟性と耐久性を兼ね備えたコーティング剤となっており、固すぎない為イオンデポジットやウォータースポットにとてもなりにくい性質を持っております。
また酸性ケミカルを使用してもコーティング被膜に影響が出ないと言う画期的で全く新しいコーティング剤。それが「HYBRID CURED」です。
年式を感じさせないツルテカなボディに生まれ変わりました。お車がキレイに生まれ変わるととても気持ちが良いですね!
この度は急な日程変更にも快くご対応頂き感謝しか有りません。
また、当初はヘッドライトリペアのお話でしたが、ボディーコーティングまでご依頼を頂けて大変うれしく思っております。
今後ともお車をお大事になさってくださいませ。
またメンテナンスの際はよろしくお願いいたします。
この度はご入庫大変ありがとうございました♪
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