新型車トヨタ VOXY のガラスコーティング施工車事例/神奈川県横浜市M様より
※こちらは移転前の施工ブログになります。
今回は新型車トヨタ VOXYのガラスコーティングの施工車事例となります。
3回目のフルモデルチェンジした新型のVOXY。ヘッドライトもLEDとなり、大きなフロントグリルが装着され、存在感のある形に進化しましたね。
ワンボックスカーで色が黒の場合、ルーフの流水性がとても悪いので雨水が残りウォータースポットやイオンデポジットなどの水シミの原因となってしまいます。
今回は、デラックスハイブリッドをご用命いただきましたがオーナーのM様に色々お伝えしてルーフ面のみ親水性のスタンダードコーティングを施工するのをオススメさせていただきました。
もちろん、全てのパネルに同じコーティング剤を施工した方が水の弾き方や艶感などは統一されますが、当店では「車を長くキレイに保つ」を第一に目的としルーフのみ親水性のコーティングも非常に良い選択として推奨しております。
・ルーフのみ親水性「スタンダードコーティング」
・未塗装樹脂部専用コーティング
【お預かり期間:4泊5日】
細部洗浄を行った後に鉄粉除去を行っていきます。今回も新車でご納車直後にお持ち頂きましたが、それなりに鉄粉が付着しておりました。
鉄粉粘土を使用することにより、多少の粘土跡がボディに付着してしまいますがこの次の工程で完全に除去することが出来ますのでしっかりと鉄粉を取り除いて行きます。鉄粉が残ったままガラスコーティングを施工してしまいますと、一緒にコーティングをしてしまい後に除去するのが大変になったり出来なくなったりしてしまいます。
今回のVOXYのように黒い塗装は目では鉄粉が見えない為、手触りで鉄粉を感じながら鉄粉除去を行っていきます。
ご覧の通り、青色の鉄粉粘土が黒くなっております。タールやピッチなども含まれておりますが8割以上は鉄粉でした。
カーコーティング前の研磨作業に入る為に、各所を保護するためにマスキング作業を行っていきます。
ヘッドライトはもちろんメッキ部分や未塗装樹脂・窓ガラスなどポリッシャーなどの機械が当たってしまってはダメな部分を保護していきます。
エンジンルームにコンパウンドの粉が入ると取り除くのが大変な為、エンジンルームはマスカーにて保護していきます。
ポリッシング作業に入るためのフルマスキングが完了いたしました。
当店ではボディーコーティングにてお預かりする時はいかなる場合もフルマスキングにて大事な部分を保護し最初から最後まで丁寧に私1人が責任を持って作業を行わせていただきます。
黒色と言うこともあり、様々な線傷が入っています。また、新車特有のボソボソ感やゆず肌が出ておりとてもツヤツヤな感じでは有りません。
ここから研磨作業を施し、塗装面の凹凸を調整しカーコーティングを施工するための下地を作っていきます。
研磨の作業は名前の通り塗装を削る作業。むやみやたらに削ってしまってはせっかくのオリジナルの塗装が勿体ないです。
塗膜計でクリアの厚みを図りつつ必要最低限の研磨で塗装を調整していきます。
経験や知識が非常に物を言う作業となります。
ポリッシング(研磨作業)を開始します。車種や色・塗装の状態に合わせてポリッシャーやバフ・コンパウンドを選定していきます。
<動画にて確認 Before & After>
<Before>
<After>
<Before>
<After>
<Before>
<After>
<Before>
<After>
<Before>
<After>
以上にてVOXY全てのパネルに魂を注ぎポリッシング作業が完了しました。
コンパウンドの粉を落とす為に洗車を行い、ガラスコーティングがしっかり定着するように脱脂。そして純水にてボディを洗い流します。
純水を使用すると水道水に含まれてる不純物がない状態で拭き上げる事が可能となり、コーティング剤の密着率が圧倒的に良くなります。
カーコーティングを施工する上で純水器は必須だと言えます。
今回はルーフ部分は親水性のスタンダードコーティングを施工しますが、それ以外のパネルには、デラックスハイブリッドコーティングを施工していきます。
月2台の制限を設けさせていただいておりますが、デラックスハイブリッドコーティングは間違いなく今現在出ているコーティング剤の中でトップクラスの性能を持っていると当店は考えております。
①、酸性のケミカルが使用可能
②、高い耐ウォータースポット性
③、単層被膜とは思えない膜の厚さ
この3点が大きな特徴と言えます。普通のガラスコーティングには酸性ケミカルが使用出来ないという点がかなり痛手となっておりましたが、酸性ケミカルを使用できるデラックスハイブリッドコーティングは、ご自身でのイオンデポジットの除去が可能であることが最大の強みでございます。
デラックスハイブリッドコーティングの詳細は上記画像をクリックください。
未塗装樹脂部にコーティングを施工していきます。
ウィングの裏になりますが、こちらもしっかり施工。
当店ではパネルの裏はもちろんサイドステップの裏やフロントバンパーの裏側など、塗装面である場合は全てコーティング剤を施工しております。
デラックスハイブリッド特有のヌルっとした塗装面に生まれ変わりました。やはり黒色でワンボックスの様なルーフの面が平らに近いお車の場合は、ルーフのみ親水性のコーティングを選択するのは、車をキレイに長く保つ上で非常に有効的な選択だと思います。
この度はご入庫大変ありがとうございました。
今後ともお車をお大事になさってくださいませ。
また、メンテナンス等お待ちしております!
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