ニッサン プレサージュ(経年車)にHybrid Cured(ハイブリッドキュアド)コーティングを施工致しました。
横浜市よりお越し頂きましたM様。
平成9年式のお車です。
10年以上お乗り続け、これからもあと3年はお乗りになりたいということでご用命を授かりました。
塗装面は傷とウォータースポットで層が出来てしまい全体的にボヤケてしまっていましたが、最低限の研磨で塗装面の輝度を上げて磨きました。
また、ヘッドライトも黄ばみが発生していたので兼ねてヘッドライトリペアのご用命も授かりました。
きっちり魂を込めて作業していきます。
作業内容
・Hybrid Cured(ハイブリッドキュアド)コーティング
・ヘッドライトリペア(ヘッドライトスチーム施工)
・ウィンドウガラス鱗落とし・撥水加工
・黒樹脂部コーティング
まずは室内清掃から入ります。
どのお車でも必ずマットを降ろし、専用の溶剤と刷毛やブラシを駆使して長年溜まった汚れを落として行きます。
このような椅子の付け根の部分とかに長年の砂や汚れが詰まっています。
掃除機と同時に室内専用クリーナーで掃除することによって綺麗に生まれ変わります。
続きまして細部洗浄です。
普段は洗車機をご使用という事で、洗車機では届かないところにも当たります。
様々なケミカル・クリーナーを駆使してキレイにしていきますが、年式が古いと使ってはイケないケミカルも中にはありますので、細心の注意を払いながら作業を進めて行きます。
とにかく隙間という隙間に沢山汚れが詰まっていますので念入りに時間をかけながら作業を進めて行きます。
洗車後鉄粉処理を行います。
シルバー色なので肉眼では中々鉄粉を見つけにくいですが、粘土を通すと沢山の鉄粉やタール汚れが除去できました。
今回の作業では、下地処理だけで2日かかりましたがしっかりとしたパフォーマンスを発揮するためには時間は惜しむ事は出来ません。
下地処理が終わりましたら、ヘッドライトリペアの作業に入って行きます。
黄ばみがキッチリ取れましたので、ここからヘッドライトスチーマーの施工に入ります。
年式が年式なので、多少内側に曇りと結露がございますが、新品のような輝きに復活です!
お次はウィンドウ鱗落としの作業に入ります。こちらも鱗がぎっしり有りますが念入りに研磨して行き、ほぼ鱗が無い状態へと近づけます。
少しの範囲で徹底的に研磨していきます。
塗装の状態はかなりボソボソです。
まだまだ現役でお乗りになるということで最小限の磨きで最大限の艶・輝きを出して行きます。
光の乱反射が少なくなり、LEDの光がキッチリ見える様にしていきます。
お車のツヤ感がなくなる理由はこの光の乱反射に寄るものです。乱反射を少くすればするほど本来の輝きを取り戻して行きます。
研磨完了&脱脂洗浄が完了致しました。
この時点でテュルンテュルンなボディーですが、ここからコーティングを塗布して塗装を保護していきます。
今回ご依頼頂いたのはHybrid Cured(ハイブリッドキュアド)コーティングです。
こちらは完全硬化型の樹脂系溶剤と無機系溶剤のハイブリッドコーティング剤で、無機汚れの雨に特に強くウォータースポットになりにくいという特徴を持っています。
また比較的撥水が強いので、洗車の拭き上げも楽になります。
また、樹脂部分にも相性が良く塗ることが可能ですので白っちゃけていた私の自己満になってしまいますが、カウルトップにも今回は施工させて頂きました。
ここが黒くなるだけでだいぶ見栄えが変わります。
完全に生まれ変わりました!
これが本来の輝きです。お車がキレイになると大変気持が良く、施工している側も気持ち良くなります。
今回はご依頼大変ありがとうございました。
今後とも末永くお車を大切にお乗り下さいませ。
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